森 邦生 自己紹介へ

木造耐火構造について

こんにちは。ジェネシスの森です。

 

ここ数年の物価および地価高騰により、注文住宅の建築はよりハードルの高いお買い物になっております。

当社では、現在リフォームにも力を入れて、既存住宅の再生を促進しておりますが、それに加えて木造耐火構造への取り組みも進めております。

 

耐火構造とは、

壁や床などが一定の耐火性能(通常の火災が終了するまでの間、建築物の倒壊、および延焼を防止するために必要な性能)

を備えた構造のことです。

 

小難しい内容ですが、私たちの提供する注文住宅で関連してくるケースは

『 防火地域内における3階建てまたは延べ床面積100㎡以上 』 の建物を建築する場合該当してきます。

 

一般的に防火地域というのは、商業系の用途地域で、大まかに言うと、大きな道路や商業施設が集まっているエリアが比較的多くなります。
こういったエリアで耐火建築物を建築する場合、木造を選択しないケースがほとんどでした。

ただ、防火地域内の既存建物も老朽化が進み、土地の所有者が手放さざるを得ないケースが増えております。

 

防火地域の土地といっても、必ず商業施設が向いているということではなく、中には住宅として問題なく住みやすい物件もあります。

そういった土地は「面積が小さく土地価格も抑えられている」といったケースがよく見られるので

「総額が比較的安価な防火地域の土地を購入して、少しコンパクトな注文住宅を建てたい!」と考える方も、当然増加傾向にあります。

 

当社ではそういったご相談の増加にともない、木造耐火建築への取り組みを開始しております。

通常の木造建築に比べると、コストは高くなりますが、コンクリート造などの非木造構法に比べると、安価に抑えることが可能であり、断熱性能に優れた性能を実現できます。

 

今後に向けての取り組みになりますが、都市部の狭小地などで防火地域の土地所有や購入をお考えの方は、ご事情によりメリットのあるお話しができるかと思いますので、ぜひ一度ご相談ください!

→当社が主に使用する木造耐火建築の構造被覆は、吉野石膏さんの“強化せっこうボード”です

 

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