こんにちは。ジェネシスの森です。

先日、嫁さんとお義父さんとお義姉さんと一緒に伊東まで小旅行に行ってきました。
私は当然運転手で、タクシードライバーのごとくあちらこちらを転々といろいろ連れて行ってあげました。

お魚とお酒のおいしいエリアなのでとてもよかったです。

 

そんな中、「東海館」という古い旅館がありまして、こちらはすでに廃業しているのですが、歴史的建造物なので市が買い取り、見学施設として管理運営している建物です。

外観はこんな感じです。昭和!

中も昭和の懐かしい雰囲気満載で、とてもよかったです。
多少手は加えてあるものの、ほぼほぼそのまま残しているそうで、たまにはこんな旅館に泊まってみたい、と思わせてくれる設えでした。

3枚目の大広間はかなり奥行きがあって、とても広い文字通りの大広間。
昭和の時代はこんなところで芸者さん呼んでどんちゃん騒ぎしたのかな~、などとうらやましく思えるお部屋でした。

 

職業柄、一応耐震補強工事も気になりまして、一部見せてもらいましたが、しっかり筋交いと金物で補強されていました。

1928年築ですから昭和3年です。
もう旅館としては使えないものの、このようにして補強もしながら文化財としてまだまだ頑張っているのを見ると、私が普段仕事で扱っている木造建築物のポテンシャルを大いに感じます。

最近は、和室を造ることも減ってしまいましたが、久々に畳の匂いをかいで、和の心がよみがえったひと時でした。

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